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ことばに、まなざしに表れる

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Sendai Framework influence on new SDGs

「MDGs」(国連ミレニアム開発目標)が今年終了します。それに伴って新たな課題を含めて定められた2016年からの開発目標「SDGs」。

学校教育でも、もうとっくのとうに動き始めているところだってあります。

「15人の15歳と語る!15年後の世界と日本~SDGsを通じて、2030年の未来を考えよう~」
写真 2015-10-08 1 58 52
昨日、オブザーバーとして参加してきました。



いやー、もっともっと見ていたかった。あっという間でした。

まぁ僕以上に上尾市立東中学校の生徒たちとそれを見守る先生、「動く→動かす」のスタッフの皆さん、そしてこういう場に積極的に参加するような議員の皆さんは「もっと時間が欲しい!」と思っていたことでしょう。なので時間の制約云々に関わらないところで、興味深かったことや、気になったことを。



東中学校は今年度から、文科省の研究開発学校指定を受けて、毎週1時間「GCE(Global Citizenship Education)」という科目の取り組みをされています。
 市教委HP(全体概要のPDFが見れます)

ルワンダの「希望の義足」や、「世界一大きな授業」における「女子教育」「教育援助」など様々なテーマについて、「つながり」をもった学びを生徒たちは経験しています。

そんな15人の15歳が、15年後の世界と日本について各党の国会議員と語るというのが今回のイベントでした。

僕は卒論関係で、GCE教育実践において学校内で中心的に動いていらっしゃる先生を紹介していただいたのが今年の7月のこと。

卒論はあくまで教育実践そのものではなくてそのための教師のコミュニティの網の目構築と学び合いに焦点化しているんですが、今回は単純に生徒たちが学びをどこまで、どのように学びを自分事として語るんだろう、という視点で見させてもらいました。



内容としては、「ジェンダー」「エネルギー」「教育」の三本柱でそれぞれ生徒たちが問題提起・質問・提案し、議員がそれに回答するというもの。

全体を通して、生徒たちは「①大きなデータ」から「②身近な現状」を「③自分の言葉/発想」に転換しているところが印象的でした。

例えば「ジェンダー」で言えば「①ジェンダーギャップ指数」の話から「②育休取得率」について読み取り、「③お母さんたちの大変さを、会社や組織のトップの人たちこそ育休を取ることで経験する」、「③考え方の革新が必要」だと。

この話題に関しては本当に象徴的だったというか、この「組織のトップの人たちこそ経験すべき」という生徒たちなりの主張を汲み取れているかいないか(或いはその気がないか)が、議員の回答から明らかでした。

「大臣や管理部門に女性を登用することで女性の活躍を推進」なんて、ここでは生徒の提案にたいする応えになってないですよ(もちろん必要なことではあるんだろうけど)。

SDGsにおいて重要な「Leaving no one behind(=誰も置き去りにしない)」というスローガン。

それを生徒たちが咀嚼した上で出た提案、女性のボトムアップではなく男性の歩み寄り。うんうん、と頷かされました。



「エネルギー」については2つの質問。

本当に簡単に言うと、ODA予算の激減について言及して、この使い方を改めましょうという問題提起でした。

各国均一な割合での資金提供によって、「支援を受ける存在としてではなく、開発途上国の国々を支える対象として捉えるべきだ」と。

これに関しては、回答した議員さんたちの語り方がよかった(全員ではないけど)。

なんていうか、議員も議員で理念と現実問題の間で本当に苦心しているんだろうなと感じさせられました。

そういう中で「お!」と思ったのは、2つ目の質問で再生可能エネルギーについて、中古の太陽電池を再利用しましょうよ!という提案に対して、「京セラに聞いてみます。やりましょう。」という回答があったこと。

まさに中学生が動いて、国会議員を動かすという場面、参加の梯子の「大人を巻き込む参加」の場面でした。

生徒たちの真剣な表情を見ていると、ぜひともやってくださいよ、と思わされた。

正確に言うとやってくださいというより、動いてくださいって感じだけど。

結果的に実現できなくても、提言によって事が動くとか、人が行動することがどれだけ参加型の学びにおいて重要か。

逆に言うと、実践側の立場に立つときは中途半端でお飾りの、「提言をやらせる」なんてことは絶対にしちゃいけない。



「教育」に関しては「教師の数を増やしてください」と「教育費を増やしてください」という2つの提言。

前者に関しては最前列で記録を取っていた東中の先生たちがブンブン首振って頷いてたのはウケたけど、議員側からも日本と他国(欧米諸国から開発途上国まで)の状況をしっかり整理する発言も出てました。

そして「教育費」に関しては、世界一大きな授業でお馴染みの「ヒモのアクティビティ」。

議員もオブザーバーも「えぇー!」と沸いてて、そこに評価の注目が集まりがちだったと思うけど、個人的にはその時の生徒たちの表情の方になんというか、「成果」といっていいのか、「未来」を感じました。

真剣でした。照れ笑いとかがなく、なんていうか、「訴えたい」って気持ちがまなざしに表れていた。

大人、というか僕、うかうかしてちゃアカンなぁと思ったよ。

こんなまなざしを僕はしっかり曇らせることなく見守れるか?

というかそれ以前に、僕自身のまなざしが曇りがちではないか?

あくまで中学生は国会議員に問いかけていたかもしれないけど、これはオブザーバーに対しても強烈な問いかけだったと思います。



まぁ、他にも議員の発言とか取り沙汰せばまだまだ続くんだけど、各場面でとても功罪いずれの意味でも大事だと思ったのはだいたいこんなところかな。

元々のタイムテーブルだと最後の10分くらいだけ事前にオブザーバーから募集した質問に答える、ってコーナーがあったんだけど、時間なくて潰れた。主人公は生徒たちだから、潰れてよかったと思う(よかったと思うけど個人的に聞きたい事聞いてたから後日お答えしますみたいなのがあったら全然欲しいですよもちろん)。

さて、これを生徒たちも国会議員もオブザーバーも、それぞれ持ち帰ってどう扱うかっていうのがとても大事ですよね。

生徒たちからしたら、本当にたくさんの新たな教材がわんさか出てきたって感じだろうなぁ。

ある種「この議員さん必死すぎて生徒が見えてないな」って感じの議員さんの発言、例えば幾度となく繰り返された「新自由主義」とかも、生徒たちにとっては良い材料なのかもしれないね。



勉強になりました。自分も教育に携わりたい人として、そして1人の市民としていろんな角度からいろんなものを見れたのがすごくよかったです。









そういえば、このイベントで高校時代のクラスメートとバッタリ再会しました。

オブザーバー、同世代っぽい人あまりいなかったのに超奇跡!

まさか参議院議員会館で薬高生に会うとは思いませんでした。

その後授業もあったのでほんとに少ししか喋れなかったけど、卒業してそれぞれの道に進んだ友達が違うアプローチから同じ場所に集うっていうのは面白いしうれしいことですよね。
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プロフィール

中川 翔太

Author:中川 翔太
「学ぶこと」に携わるってどういうことなんでしょう。日々悶々としています。

早稲田大学文学部文学科教育学コース卒
東京学芸大学教職大学院在学中

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自主ゼミ「模擬選挙班」
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